ブックタイトルSANWA LEASE CATALOG 仮設機材総合カタログ

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概要

SANWA LEASE CATALOG 仮設機材総合カタログ

落下防止用ラッセル・安全ネット使用基準この基準に用いる用語は、次のように定義する。単体ネット1枚のネットをいう。複合ネット複数のネットをつなぎ合わせたネットをいう。ネットの支持点、支持面ネットを取り付ける点を支持点といい、支持点を連ねる面を支持面という。ネットの垂れネットを取り付けた際の網地の最低部からのネットの支持面までの垂直距離をいう。(S単位m)落下高さ墜落のおそれのある作業床等から支持面までの垂直距離をいう。(H1単位m)ネット下部のあきネットの下方における衝突のおそれのある床面又は機械設備から支持面までの垂直距離をいう。(H2単位m)安全ネット架設図落下高、ネットの垂れ及び下部のあき1.安全ネットの落下高H1は、次式により求められる値とする。H1≦0.25×(L+2A)(単体ネット)……(1)H1≦0.20×(L+2A)(複合ネット)……(2)L:単体ネット及び複合ネットの辺長又は短辺長(単位m)A:安全ネットの支持間隔(単位m)ただし、A≦Lの範囲では、A=Lとする。2.ネットの垂れSは、次式により求められる値とする。S≦0.2×(L+2A)/3ただし、A≦Lの範囲では、A=Lとする。3.ネット下部のあきH2は、次式により求められる値とする。H2≧0.85×(L+3A)/4ただし、A≦Lの範囲では、A=Lとする。落下防止用ラッセル・安全ネット1使用上の注意等1.安全ネットを複合ネット(接続ネット)として使用するときは、ネット相互の平行する縁綱を30cm以下の間隔で合成繊維ロープ又は専用金具等を用い結合してください。2.安全ネットの取り付けにあたっては、四隅の吊綱は必ず用いてください。3.安全ネットが溶接作業等の火花等により損傷の恐れのあるときは、火花等が安全ネットに飛散しないように処置をしてください。4.安全ネットを本来の目的以外の用途に使用しないでください。2管理の仕方1.安全ネットは、使用開始後1年以内及びその後6カ月以内ごとに1回、定期的に網糸の引張試験を行って強度を確かめてください。所定の強度がないものは、使用しないでください。また、必要に応じて安全ネットの落下試験をして強度の確認を行ってください。2.安全ネットの使用時は、次の点検を行い処理を行ってください。・大雨、強風(風速15m/sec.以上)等の後は、安全ネットの支持部等の異常の有無について点検を行ってください。・安全ネットの近くで溶接作業が行われたときは、その作業の終了後、すみやかに溶接火花また、溶断片による網地、吊綱、縁綱等の損傷の有無について調査し、損傷のあるときは、正常のものと取替えてください。・飛来落下物により安全ネットが損傷したものは、正常なものと取替えてください。3.次の安全ネットは、使用しないでください。・安全ネットの網地・吊綱・縁綱等の損耗が著しいもの。・認定ラベルが取付けられていないもの。・異物等が付着したもの、汚れが著しいもの等であって、補修又はクリーニングが済んでいないもの。・人体又は人体相当の落下体により衝撃を受けたもの。4.安全ネットは、次のように保管してください。・紫外線、油、溶剤及び有毒ガス等を避け、乾燥した風通しのよい場所に保管してください。・仕上がり寸法の異なるものを同一場所に保管するときは、寸法ごとに区分して保管してください。・使用期間、使用回数が異なるものについては、製造年月を確認できるようにしてください。枠組足場支保工パイプ・クランプ類ローリングタワー鉄骨足場次世代足場ミレニューム支保工材ビーム類脚立・台場天台仮囲い・ゲート類その他足場材土木関係関連資料落下防止用ラッセル・安全ネット(再リース品)81