ブックタイトルSANWA LEASE CATALOG 仮設機材総合カタログ

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概要

SANWA LEASE CATALOG 仮設機材総合カタログ

ニッタン・ビーム3.ニッタン・ビームの強度ニッタン・ビームの許容強度は、長さによって異なりますので、曲げモーメントで表示してあります。標準仕様(等分布荷重)の許容曲げモーメントは、1.4ton-mとします。また端部受金部の許容せん断荷重は2.5tonとします。従ってニッタン・ビームの制限荷重は最大5tonまでとします。載荷条件による強度比較標準仕様特殊仕様等分布荷重2点・3点集中荷重中央集中荷重4.ニッタン・ビームの施工例載荷条件許容曲げモーメント許容強度強度比(1)下図は両側が梁で支えられるスラブの支保工工事で、その梁とスラブの打設工事として、梁受枠用支保より束をたて、ニッタン・ビームを受けている施工図。1 2 3M1=1.4ton-m11.2W1= tonL m(1)ニッタン・ビームの許容強度は実験値を元に設定してあります。(2)②の場合、荷重点は均等とし、一点あたりの荷重もそれぞれW/2、W/3とします。(3)一般の場合ですと、強度比は①:②:③=1:0.75:0.5ですが、構造的に均一断面でなく、締付装置による結合や局部座屈等に鑑み、許容曲げモーメントを①で10%、②で30%低下させて設定してあります。(4)計算例としてスパン5.5mのときのニッタン・ビームの許容強度を求めますと次のようになります。①の場合M1=1.4= =よりW1= = =2.03ton(ただしW1ton =wton/ mLm wL )2 W1L8×1.4 11.28 8L 5.5②の場合M2=0.9×M1≒1.25= =よりW2= = =1.36ton(ただしPton PL W2L6×1.25 7.5=W2/2…2点集中)3 6L 5.51.00③の場合M3=0.7×M1≒1.0=よりW3= = =0.72ton W3L4×1.0 44L 5.5M2=1.25ton-m7.5W2= tonL m0.67M3=1.0ton-m4.0W3= tonL m0.35(2)大梁鉄骨が強固なIビームで、下部支保工を使用しない場合、大梁鉄骨にUボルトにて支持した施工図。枠組足場支保工パイプ・クランプ類ローリングタワー鉄骨足場次世代足場ミレニューム支保工材ビーム類脚立・台場天台仮囲い・ゲート類その他足場材土木関係関連資料ニッタン・ビーム(3)下図は一方が壁面で、他方が梁で支えられるスラブの支保工工事で、梁受支保工は枠組足場を併用し、壁面の方は壁との間隔が少ないのでパイプサポートを使用し、振れ止めを取り、その先端に根太を通してニッタン・ビームを受けた施工図。ニッタン・ビームの中間をサポート等で支持しますとビーム自体が座屈しますので、このような補助は行わないで下さい。125